30.明日の記憶
作詞:平義隆
作曲:平義隆
あの日 君と見ていた 夕焼け永遠にしたくて
記憶の中 手を伸ばして 何度も触れようとするけれど
同じ景色も気持ちも 二度とは取り戻せないから
輝いてた過去の夢を 振り返ってしまうんだろう
まっさらな未来にさえ 悲しみが零(こぼ)れ出して
こころを滲ませるから 誰もが立ち止まり見失ってしまうよ
めぐりめぐる季節の途中で
何色の明日を描きますか?
強く強く信じ合えたなら
何色の未来が待っていますか?
大切な思い出さえ いつかは色褪(あ)せてくから
現実から目を逸らして 夢という言葉に逃げた
傷つき壊れた昨日が 過ちだったとしても
手遅れではないから 何度も初めからやり直してゆけばいい
めぐりめぐる時代の途中で
何度 人を好きになれるのだろう?
深く深く支え合えたなら
君のために何ができるのだろう?
重ね合った心の奥に
喜びと悲しみ 温(ぬく)もりと憎しみ
僕らが巡り会い 分かち合った日々は
確かにこの胸に焼きついているから
めぐりめぐる季節の途中で
何色の明日を描きますか?
強く強く信じ合えたなら
何色の未来が待っていますか?
何色の明日を描きますか?
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